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ドキュメンタリー 72分

認知症の母との自宅介護生活も9年目。自身も母も共に老い、「ケアの終わり」と「母の死」を意識しはじめた関口監督。母だけでなく、自分にもいつかやってくる死。「母は、私は、どうやって死んでいきたいのか?」死の選択肢(オプション)を求めて、関口監督の最後の旅が始まります。

  • 47人
  • 4

受賞歴

  • 後援
    公益社団法人 日本老年精神医学会
  • MotionGallery
    ファンディング作品

解説・ストーリー

<ストーリー>
認知症の母との自宅介護生活が5年目に突入した2014年、関口監督は両股関節の痛みが悪化し、入院・手術を受けることになりました。時を同じくして、母が脳の虚血症発作を4回起こし、意識不明で緊急搬送。幸い大事には至りませんでしたが、母は何も覚えていない様子です。

自身も母も共に老い、「ケアの終わり」と「母の死」について考え始めた関口監督でしたが 、ある出会いをきっかけに大きな転機を迎えます。それは入院中に意気投合し、関口監督が「病棟の母」と慕っていた山田トシ子さんとの出会いでした。山田さんは、退院後、自宅療養中に脳梗塞を起こし、緩和ケア病院に入院しました。彼女を見舞うため、初めて緩和ケア病院を訪れた関口監督。そして、山田さんはご家族が見守る中、「眠りながら」息を引き取ります。

山田さんの最期に触れ、関口監督は自分自身の「死」を強く意識するように…。 「死は母だけでなく、自分にもいつか必ずやってくる。」 「母は、私は、どうやって死んでいきたいのか?」 死のオプション(選択肢)を求めて、関口監督の新しい旅が始まります。

<映画に寄せられたコメント>
〜ご家族の立場から〜
どう生きていくのか。父が他界した時、病院で亡くなったが、様々な希望がかなわなかった。死に向けての生き方を考え、準備しておくことの必要性を改めて感じた。
  ***
昨年5月に祖父がしりもちをついたことをきっかけに、寝たきりとなり、認知症の症状が少しずつ現れ始めました。それまですごく元気だっただけに、家庭内は大パニックになりました。初めての介護で余裕もなく、祖父の言動に苛立つ母の様子を目の当たりにし、これが「老老介護」なのかと危機感を覚えました。命の終焉について少し意識し始めたタイミングで映画を鑑賞し、「命」とはその人自身のものである、ということを改めて認識できました。
  ***
もし私の両親が…そんな想定が少しずつリアルに感じられる30代だからこそ、いろいろな選択肢を知る必要があるのだと思いました。少しずつ老いていく父や母と、もっと話がしたくなりました。
  ***
〜介護・医療従事者の立場から〜
精神科病棟で作業療法士をしています。生活・人生に医療が入り 込みすぎることは必ずしも幸せにつながらない、と改めて感じまし た。あくまで主役は「ご本人」ということを忘れずに関わっていき たいと思います。
  ***
病院の介護職として勤務しています。寝たきりの方が多くて、ご自身で「どういう死に方をしたいのか」を考えることもできない、選択肢が限られている方ばかりだと思いました。「終活」というのは元気なうちからやっておいたほうが、ご本人だけでなく、遺される家族にとってもいいのかなと思いました。
  ***
医療職に従事していますが、ある患者さんに対し、延命を希望しないという書類を残しているにも関わらず、輸血を行ったという例があり、このような問題において本人の意思が尊重される国や法律になればいいと思いました。私もそのような状況になったら、自分のことは自分で決めたいし、親にも意思を確認しておきたいと思います。
  ***
訪問看護の仕事をしています。日本では「死」というものを具体的に語るのがタブーであるように感じている方が多く、誰もがいつかは死ぬことを理解しているのに、死ぬという時、どのような体の変化があるのか、どのような選択が自分自身でできるのかを知っている人がほとんどいません。今回の映画をきっかけに、自分自身の死に方を考えられる日本になるといいなと感じました。
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情報

監督: 関口祐加

プロデューサー: 関口祐加

脚本:

出演者: 関口祐加/関口宏子

ロケーション: 日本/イギリス/スイス/オーストラリア

音声: 日本語・英語 (字幕あり)

2018年 / 72分

公式サイト: http://maiaru.com/

コメント

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スイスの自死幇助の制度は素晴らしいと思った

2018/06/23
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手術でベットに横になっていると親子よく似てるな~と感じましたね。自分自身、死んだら墓には入りたくないと死んでからのことを考えたことはありましたが、病院、施設、自宅と死に場所だけでなく最後の瞬間までを考える良い機会になりました。

2018/06/24
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誕生日を祝ってもらい、涙ぐむシーンが良かったです!

2018/06/24

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