受賞歴
- ジェームズ・ビアード財団賞
- 特別番組/ドキュメンタリー賞
- MotionGallery
- ファンディング作品
わたしたちの暮らしに欠かすことが出来なくなった“コーヒー”。何気ない日常のカップの奥底には、はるかなるコーヒー豆たちの冒険譚が隠されている。 コーヒーがどのように私たちの手元に届けられるのか、その物語「Seed to Cup(種からカップまで)」を鮮やかに描く。
監督: Brandon Loper
プロデューサー: Dalia Burde
脚本:
出演者: ダリン・ダニエル(スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)、マイケル・フィリップス(ハンサム・コーヒー・ロースターズ)、ジェームス・フリーマン(ブルーボトルコーヒー)、ケイティ・カージュロ(カウンター・カルチャー・コーヒー)、アイリーン・ハッシ・リナルディ(リチュアル・コーヒー・ロースターズ )、大坊勝次(大坊珈琲店) 、田中勝幸(ベアポンド・エスプレッソ)ほか
ロケーション: 東京/サンフランシスコ/ポーランド/ニューヨーク/ルワンダ/ホンジュラス/シアトル
音声: 英語 (字幕あり)
2014年 / 67分
いつも飲んでいるコーヒーですが、そういえば知らなかったことばかり。素晴らしい映画でした。
お豆の生成を楽しそうにしている人たち、真剣な眼差しでコーヒーを淹れる人たち。関わる人々の姿が印象的でした。
ドキュメンタリーですが、美しい映像と軽快なテンポ、グルーブ感のある音楽で、楽しくてあっという間の作品です。 スペシャルティコーヒーを推す人たちのスタンスと熱意も伝わってきます。 生産地に関する映像は、資料的な価値も高いのではないかと思いました。 また観たい作品です。
歌いながら発酵部屋で働くシーン。楽しそうでした!
生産者の皆さんが、自分が作ったコーヒー豆を使ってバリスタが入れたエスプレッソを、生まれて初めて飲むシーン。仲間に「おいしい」とコメントされ、誇らしげに微笑む表情が印象的でした。また、大坊珈琲店の大坊さんが1杯のコーヒーをネルドリップで入れるシーンは圧巻です。
美味しいコーヒーを作るために真摯に生きている方々の情熱をヒシヒシ感じました。映像も鮮やかで、農園の緑や土の香り、コーヒーの湯気が伝わってくるように美しかった。
ここで取り上げられている問題は、コーヒーだけでは無く全ての商品に共通している適正価格を如何に守って、全ての生産者が笑顔で居られる世界になると好いです。 それにしても日本人はコーヒーにも道を見出して、美しい世界を創り出してしまうなんて、凄いですよね。美味しいコーヒー飲みたい!
精製のシーンです。そもそも精製とはどういう行程なのか、どれだけ手間がかかり、慎重にやらなければならないのか。コーヒー豆の持つ重要な意味の一端を知るとともに、真剣にそして楽しそうに働くコーヒー農家の姿が印象的。
ざっくりいうとコーヒーの原産地から、カフェで消費者の手元に届くまでのお話ですが、関わる人、1人1人に焦点を当てる事により、大変考え深い内容になっています。 珈琲好きな人はより珈琲を楽しめる、好きではない人も、珈琲に興味が湧く内容です
コーヒーの実の手摘みや精製のシーンが興味深かったです。
木から実を摘み取るシーン、歌いながら豆を踏むシーン、サイファンでコーヒーを入れるシーン、音と映像と手元にあったコーヒーの香りでとても頭に焼きつきました。