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ドキュメンタリー 78分

映画創世紀に、誰よりも映画を愛し、その可能性を追求した映画の父:ジョルジュ・メリエス。彼の成功と挫折の人生を追ったドキュメンタリーと、カラー版『月世界旅行』を1本にまとめました。幻の彩色版フィルムの修復作業行程と関係者へのインタビューを通じ、今なお多くの映画人を魅了するメリエスの映画魔術に迫ります。

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解説・ストーリー

『メリエスの素晴らしき映画魔術』
ジョルジュ・メリエスは、リュミエール兄弟が発明した映画=シネマトグラフを見た最初の観客の一人であった。マジシャンであった彼は、映画の将来性を信じて映画作りに乗り出し、世界で初めての職業映画監督となる。メリエスは、独自のイマジネーションやテクニックを駆使して、映画史上初となる表現を多く生み出した。人やモノを消したり、変化させたり、甦らせたり、爆発させたりといった彼の映画魔術に、観客は熱狂した。そして『月世界旅行』では、動く写真に過ぎなかった「映画」に、複数のシーンを積み重ねて物語性を持たせるという画期的な手法を導入した。この作品は、それまで小説やイラストでしか表現されていなかったSFの世界観を初めて映像化したことで、SF映画の起源となった。本ドキュメンタリーは、映画創世記に、誰よりも映画を愛し、その可能性を追求した映画の父-ジョルジュ・メリエスの成功と挫折の人生を、彼が生きた時代背景と共に追っていく。そして、偶然見つかった幻のカラーフィルムから始まった『月世界旅行』のリストア作業全工程と、トム・ハンクス、ミシェル・ゴンドリー、ジャンピエール・ジュネ等へのインタビューを通して、今もなお多くの映画人を魅了しているメリエスの映画魔術に迫る。

『月世界旅行』
それは、今とは違い“月”がまだ人間にとってはるか遠い存在だった時代。 メリエスは、ジュール・ベルヌの著書「地球から月へ」「月世界へ行く」、H.G.ウェルズの著書「月世界最初の人間」を基に、月旅行への憧れを映画にした。本作は、30シーンから構成される空前絶後の大作で、世界的にも大ヒットし、フィルムの1コマ1コマを手作業で彩色したカラー版も生み出された。しかしその後、新しい時代の到来で没落し、失意のメリエス本人によって、全てのフィルムは燃やされてしまう。こうして長い間、“幻”となっていた歴史に残る名作のカラー版だったが、スペインのバルセロナで奇跡的に発見される2001年、そのプリントはフランス本国に戻されたが、劣化が激しく修復は不可能だった。時を得た2010年、遂にスペシャリストたちによって、緻密な手作業と最新のデジタル技術を用いたリストア作業が開始されることとなった。こうして完成した復刻版は、2011年、カンヌ国際映画祭にて、かつてない美しさでスクリーンに甦った。各国の批評家たちから「映画界における今年一番の驚き」と絶賛された『月世界旅行』カラー・リストアバージョンが遂に日本に上陸する。

あらすじ:天文学会のメンバーである6人の学者が、月世界旅行を企てる。巨大な砲弾に乗って彼らは月に着陸する。そこは、見たこともない景色が広がる奇妙奇天烈な世界だった。探索の途中で、彼らは異星人の襲撃を受ける。奮闘むなしく生け捕りにされた彼らは、月の王に差し出される。果たして彼らは無事に地球に戻れるのか-。

※『メリエスの素晴らしき映画魔術』のあとに『月世界旅行』が上映されます。

情報

監督: セルジュ・ブロムバーグ、エリック・ランジュ/ジョルジュ・メリエス

プロデューサー: ?

脚本: セルジュ・ブロムバーグ、エリック・ランジュ/ジョルジュ・メリエス

出演者: トム・ハンクス/コスタ・ガヴラス/ジャン=ピエール・ジュネ

ロケーション: フランス

音声: フランス語 英語 (字幕あり)

2011年 / 78分

公式サイト: http://www.espace-sarou.co.jp/moon/index.html

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