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ヒューマンドラマ 80分

親子三人で幸せな生活を送っていた少年とその両親。しかし、ある日突然、父親は出稼ぎにでるため、列車に乗ってどこかに旅立ってしまった。少年は決意する――お父さんを見つけて、家に連れて帰るのだ。見たこともない世界を旅する少年は、果たして父親と再会できるのだろうか?

  • 5人
  • 0

受賞歴

  • アヌシー国際アニメーション映画祭
    クリスタル(グランプリ)
  • オタワ国際アニメーション映画祭
    審査員特別賞
  • 第88回アカデミー賞
    ノミネート(長編アニメーション)

解説・ストーリー

 本作『父を探して』(英題「Boy and the World」)は、ブラジル・インディペンデント・アニメーション界の新鋭アレ・アブレウ監督による長編アニメーションです。出稼ぎに出た父親を探しに、少年が広大な世界を旅するこの作品は、2014年のアヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル(最高賞)と観客賞を同時受賞という快挙を達成。これまでに44の映画賞を獲得しています。2016年2月のアカデミー賞長編アニメーション部門でも、スタジオジブリ『思い出のマーニー』やピクサーの『インサイド・ヘッド』、アードマン『ひつじのショーン』ら有名スタジオ制作の作品に混じって、南米勢としては初めて最終候補にノミネートされました。クレヨン・色鉛筆・切り絵・油絵具などを自在に使い分けた筆づかいは、まるで絵本に魔法がかけられたかのようで、自然な質感と滑らかなアクションが見るものを驚嘆させます。また、高畑勲監督と宮崎駿監督にも影響を受けたと語るアブレウ監督は、多彩な動きや色で子どもを魅了するだけでなく、社会・政治・環境・経済といった大人の問題をテーマに掲げました。70年代〜80年代にかけて長い独裁政権を経験し、近年では経済成長が著しいものの、様々な矛盾が噴出するブラジル。本作はそのブラジルの歴史でもあり、現在の世界の縮図でもあります。さらに、それらすべてが比類のない芸術性と観察眼によって、一切のセリフもテロップも必要とせずに描かれている点で、言語の壁を超えた表現として世界的に高い評価を受けています。

情報

監督: アレ・アブレウ

プロデューサー: Tita Tessler, Fernanda Carvalho

脚本: アレ・アブレウ

出演者: Vinicius Garcia

ロケーション: ブラジル

音声: 言語なし

2013年 / 80分

公式サイト: http://newdeer.net/sagashite/

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