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ドキュメンタリー 93分

母は認知症。 娘のカメラを通した日々の暮らしは、愛おしくてチャーミング。 関口祐加監督が自らカメラを回し、二年半に亘って記録してきたアルツハイマーの母との暮らし。

  • 59人
  • 1

受賞歴

  • 後援
    一般社団法人 日本老年精神医学会
  • 推薦
    厚生労働省

解説・ストーリー

YouTubeで累計100万アクセスを集めている超人気動画がドキュメンタリー映画として堂々完成!

100時間以上にわたり撮影した『毎アル』な母と家族の暮らしは、笑って、怒って、泣いて、そしてまた笑う、まるでコメディのような世界。

アルツハイマーの母の<喜怒哀楽>を通して、その内なる世界を描き、家族のあり方、更には、人間の尊厳をユーモアたっぷりに問いかけます。

<推薦コメント>

ドキュメンタリーの最高傑作です。
この映画は、日常の場面で認知症の人や家族が出くわす様々な出来事を、ユーモアいっぱいに描いています。
この映画を観るだけで、教科書を何冊読んでも分からない認知症の世界が分かります。
ぜひ、医師をはじめ、介護の方や家族の方にも観てほしいと思います。

遠藤英俊(国立長寿医療研究センター・内科総合診療部長)

素晴らしい作品で、ドキュメンタリーの良さが最高でした。
特に、他の認知症に関するTVドラマや映画が、認知症で失われていく機能を強調しているのに対して、本作品は残っている脳機能を強調して認知症を考えさせているところが出色です。

新井平伊(順天堂大学大学院 精神・行動科学教授)

<ストーリー>
・プロローグ
2009年9月22日、母は79歳になった。母は、大好きなモンブランのケーキにたてられたローソク3本の火を一気に消し、ご機嫌だ。しかし数日後、誕生日を祝ってもらったことをすっかり忘れ♪ ボケた〜 ボケた〜 ボケた〜♪と自ら明るく歌う母であった。

・母の「喜」
遂に、色々なことから解放された母。中でも<世間体>から解放されたことが、一番の喜びのように見える。母は、本能のママ、自分の好きなように1日を過ごす。今は昼夜逆転、まるで反抗期のティーンエージャーのような生活パターンだ。そのことを指摘すると、母は何も言わず、ニヤリとするのである!

・母の「怒」
母は、憤怒のかたまり、と言ってもいい。ゴミ出しをきちんとしない人から政治家に至るまで、そしてカメラを構える私にも、母は憤る。認知症になっても、母は正義感が強く、しょっちゅう憤る。実際のところ、この母の憤怒の根源を探る事が、母の人となりを理解することになるのではないか。

・母の「哀」
母の哀しみは、母の<閉じこもり>という形に出ている。何でも出来て能力の高かった母が、ここ1〜2年で色々なことが出来なくなってしまった。お金を下ろせなくなり、買い物が出来なくなった。多分、このことを一番辛く思っているのは、母本人だろう。2010年8月頃、「だらしないのに、頭が狂っている。」という母のノートを見つけた・・・その後母は、要介護3の認定を受ける。

・母の「楽」
母は、孫たちと過ごしている時間が一番楽しそうだ。私の息子と妹の末っ子は、同い年の12歳。母は、この2人にはとても反応がいい。母にとって、孫2人は守るべき存在だからか、と殊勝に考えていた私の目の前で、母は12歳の姪っ子と頭の叩き合いをして「あ〜人を殴るって、気持ちいいなあ。」と叫ぶのだった!

・折り返し地点で、東日本大地震発生!
2011年3月11日、大地震が発生。横浜の実家が大揺れする中、ずうっとカメラを回し続ける私。母は、とっさに地震の深刻さを理解できず、避難勧告を無視し、1人トコトコと家に戻って行く・・・翌日には、もう地震のことも忘れていた!

・エピローグ
母と暮らし始めて2回目の春が、巡り、夏が、通り過ぎ、秋になり、冬を迎えた。桜は、未曾有の国難の中、いつものように咲き乱れ、夏のミンミン蝉が、鳴き止むと、つるべ落としのように日が暮れ始めるようになった。迎えた今年の冬は、寒さが厳しく、母は、益々引きこもっている。母は、このまま家から出ないのだろうか・・・いや、諦めないぞ!そんな母を何とか外に連れ出そうと私は、アレコレと画策する。そう、「毎日がアルツハイマー」は、現在進行形長編動画なのである!

情報

監督: 関口祐加

プロデューサー: 山上徹二郎

脚本:

出演者: 関口宏子/関口祐加/新井平伊/遠藤英俊

ロケーション: 日本

音声: 日本語

2012年 / 93分

公式サイト: http://maiaru.com

コメント

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認知症についての重いイメージではなく、ありのままのお母さんや、撮り続けることによっての本人や周り変化が共感、勇気、親しみを持ちました。

2017/05/21

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